音楽ユニット ”ずっと真夜中でいいのに。” の新曲
『ばかじゃないのに』MVが公開されました。
前作「あいつら全員同窓会」からすぐの発表ということで
色々と話題になっていますね。
ここでは『ばかじゃないのに』について曲への理解が深められるように、
歌詞にある言葉の読み方や それらの意味について解説・まとめていきます。
楽曲情報
ばかじゃないのに
(英題:Stay Foolish)
✂ 参加アーティスト
歌詞・作曲・歌唱 … ACAね
アレンジメント …
- ずっと真夜中でいいのに。
- 100回嘔吐
- Shun Aratame(HANO)
- Tatsuya Yano
ピアノ … Jun☆Murayama
ドラム … Yoshihiro Kawamura
ベース … Ryosuke Nikamoto
ギター … Takayuki “Kojiro” Sasaki
Strings … Uchu Yoshida Strings
Rec & Mix Engineer … Toru Matake
Mastering Engineer … Takeo Kira
Sound Direction … Kohei Matsumoto
(敬称略)
✂ 2021年7月4日 20:00 ~
Spotify や LINE MUSICなど
各種音楽配信サービスにて配信開始
✂ アニメーションスタジオ・MAPPA
設立10周年
『10th Anniversary Movie』
コラボレーション楽曲(ワンコーラス)
映像リンク
公式MV
✂ 2021年7月4日 20:00 ~
YouTubeの公式チャンネル
”ずっと真夜中でいいのに。”にて
ミュージックビデオがプレミア公開
✂ 映像制作は TV♡CHANY さん
✂ MVへのリンク
(タップ / クリックすると動画が開かれます。)
歌詞の意味まとめ
ここからは『ばかじゃないのに』の歌詞中にある 気になる言葉の読み方【】と、
それらの意味について解説していきます。
(言葉の意味は、私個人の解釈によって曲のイメージに最もふさわしいものを選択しております。)
1サビまで
これは 二十歳じゃない
作業着 剥ぎ取っても
まだ お線香の匂い 床に寝そべってた
一丁前に回り回る 扇風機に嘆いてた
ふと 会えない人を 思い浮かべてた急な矛盾が 飼い慣らせない
誰のせいって わけじゃない
色の濃い野菜ばっかり 湯掻いてた
鮮やかな仕草に 混ざりたいのに
声があるのに いつもどうして言っとけばいいのに ばかじゃないのに
在り来りだろうけど
僕には 君を思い返す日々で過ごしていける?
もう居ないのに 惹かれ合うのに
一瞬の夏だったよ
ありがとう
僕に残ってる 引き摺る温もり
ずっと まだ目の前に
剥ぎ取っても
【はぎとっても】
(剥ぎ取る の形で)
身に着けているものを無理に奪い取ること。
お線香
【おせんこう】
香料の粉末を線状に練り固めたもの。
匂い
【におい】
その物から発散されて嗅覚を刺激するもの。
不快なくさみは ”臭い” 、
よい香りには ”匂い” を使うことが多いです。
寝そべってた
【ねそべってた】
=足をのばして気ままな姿勢で横たわっていた
一丁前
【いっちょうまえ】
”一人前” を指す俗語。
(一人前 … 大人としての資格や能力を備えていること。)
嘆いてた
【なげいてた】
= 世の風潮などを憂い悲しんでいた / 情けないと憤っていた。
ふと
何とはなしに / ちょっとした拍子に
思い浮かべてた
(思い浮かべる の形で)
思い出して、心の中に描く。
または、想像することを意味します。
矛盾
【むじゅん】
物事の道理が一貫していないこと。
飼い慣らせない
【かいならせない】
”慣らす” とは、動物を訓練して人になつくようにすることです。
同じ読み方で ”馴らす” も使われます。
湯掻いてた
【ゆがいてた】
(湯掻く の形で)
手早く熱湯をくぐらせる。
または、さっと茹でることを意味する言葉です。
鮮やか
【あざやか】
技などがきわだって巧みで見事なさま。
仕草
【しぐさ】
ものごとをするときのちょっとした身のこなしや表情のこと。
在り来り
【ありきたり】
ありふれていること。
(有り触れる … 平凡でどこにでもある)
思い返す
【おもいかえす】
過ぎ去ったことを改めて考えること。
惹かれ合う
【ひかれあう】
お互いに心がひきつけられること。
”魅かれる” や ”引かれる” と書かれることも多いです。
一瞬
【いっしゅん】
一度まばたきするほどの、ほんのわずかの時間。
引き摺る
【ひきずる】
いつまでも忘れないでいること。
または、いつまでもその影響から抜け出せないでいることを指します。
温もり
【ぬくもり】
= あたたかい感じ / あたたかみ
2サビまで
それは わたしじゃない
傷つけない さよなら を
靴に石入っても 歩き考えてた
先ばかり気にする君と 遅れをとるわたしと
ふと ぎこちない日々を 思い浮かべてたこの先どうする ね どうしよう わからない
君が溜息つく このやりとりに
安心できる 自分がいた
急な矛盾が 飼い慣らせない
何がきっかけとかじゃないけど
疲れてくことも 慣れていたと思う
それが始まりで 義務になったし
ゴールだったし ご飯できたよ言っとけばいいのに ばかじゃないのに
在り来りだろうけど
僕には 君を思い返す日々で過ごしていける?
もう居ないのに 惹かれ合うのに
一瞬の夏だったよ
これ以上求めた贅沢な 悲しみは
何処へゆくの
遅れをとる
【おくれをとる】
~に先を越される。
ぎこちない
不慣れであったり 緊張や遠慮をしたりして、物事がうまく行えないさま。
溜息
【ためいき】
心配や失望、感心などをしたとき また緊張がとけたときなどに思わず吐く長い息。
やりとり
ことばの受け答えをすること。
きっかけ
ものごとを始める手がかり。
または、その動機や機械を指す言葉です。
義務
【ぎむ】
道徳上または法律上、人がそれぞれの立場に応じて当然果たさなくてはならないこと。
ゴール
英語 ”goal”
目標 / 目的 などを意味する名詞。
贅沢
【ぜいたく】
ふさわしい程度をこえて求めること。
何処
【どこ】
はっきりとわかっていない場所や不特定の場所を指します。
ラストサビまで
君の普段着 畳む途端に
片付いた理屈の中で 吸って吐いて
だって大丈夫だって
終わりが近いと 仲良くなれたし
桃鉄勝って 君が寝落ちして
自分の好き<君の好き
が何よりも大事で
同じ気持ちって
気づいちゃダメみたいな
さよなら ばっか だよ言っとけばいいのに ばかじゃないのに
在り来りだろうけど
僕には 君を思い返す日々で過ごしていける
もう居ないのに 惹かれ合うのに
一瞬の夏だったよ
ありがとう
僕に残ってる 引き摺る温もり
ずっと まだ目の前に
畳む
【たたむ】
折り重ねて小さくまとめること。
途端
【とたん】
あることが行われたちょうどその時。
”~したと同時に” などと同じ使い方をしますね。
片付いた
【かたづいた】
(片付く の形で)
散らかっていた場所がきちんと整えられる。
または、決着・収まりがつくことを意味します。
理屈
【りくつ】
筋のとおった論理のこと。
自分の好き<君の好き
【じぶんのすきよりきみのすき】
曲中の ”<” の読み方は ”より” です。
何よりも
【なにより】
= 他のどんなものごとよりも
動画 ”ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』MV (ZUTOMAYO – Stay Foolish)” 公式コメントより歌詞を引用しております。
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